基礎知識」カテゴリーアーカイブ

人間の体に大切な水の3つの役割

人間は、水がないと生きていけないことは誰もが知っている事実ですが、その水について深く、考えたことがないのがほとんどです。実際、水に関する関心が高まっている最大の原因は、水道水の汚染や単純に「水がまずい」と感じていることでしょうか?

水道水のカルキ臭や藻のような臭さは、都市の発展とともにひどくなり、それほど神経質でない人までもが「水道水はまずい、臭い」といったイメージが定着してしまいました。

消毒用に使われる塩素は、それそのものの毒性だけでなく、水中の有機物とトリハロメタンのような発ガン性物質を生成し、日本中の水道水で避けられない状態になっています。
生活防衛マニュアルというサイトでもできるだけきれいな水を選ぶということを強くすすめています。

『水は水道の蛇口をひねればいつでも出てくる』というのは今や常識でなくなっているのが現実です。そんな中、水についてもっと深く考えるべきではないかと思ってしまうのは私だけでしょうか?
人間が生きていく上で欠かせない水の3つの役割を丁寧に追ってみたいと思います。

水の役割は、いまさらですが、血液の主成分として体中を巡り栄養分や酸素を細胞に運搬し、老廃物を尿として排出します。代謝には欠かせない酵素の働きを維持するのも水です。そして肌の潤いを保つのも水です。
水は、人間をはじめとした生物の生命の源なのです。震災などの防災を考えたときに一番最初に行うのも水の貯蓄です。2~3日食べなくても水さえあれば命は絶えません。体内の50%~60%を占める水は、健康を保つために大変重要な役割を担っており欠かせないものです。体内の水分量は、加齢とともに減少します。赤ちゃんの肌が透き通ってキレイななのは、水分をたっぷり含んでいることと、紫外線の害を受けていないためです。この50~60%の水は、体に留まらずに尿や汗、呼吸や便として体外に排出されます。その量は1日で2L以上になるといいます。意識して水分を摂取しなければ体は水分不足となってしまうことになります。

代謝させる

胃から吸収されて血液中に入った水が、体内を巡り、細胞に栄養分と酸素を届けています。酵素の働きを活発にする作用もあります。栄養分をエネルギーに変換する代謝の過程にはさまざまな酵素がかかわり、水が不可欠となります。

老廃物を排出する

体全体に行き渡った水は、細胞から老廃物を受け取って、汗や尿として体外に排出する働きがあります。体の不要物を洗い流す水路となり体内を清潔な状態に保ちます。

肌の潤いを保つとともに体調調節を行う

肌のバリア機能を持つ角質層。ここでの潤いのもとは、汗腺からの成分。肌の潤いにも水は不可欠な役割を担っています。また、肌の水分は蒸発して熱を体外に逃がすなど体温を一定に保つ働きもあります。

ミネラルウォーターベースの化粧水

ミネラルウォーターというと、一般的には、飲用水としてのイメージばかりですが、ここ最近は、化粧水の分野にまで広がってきました。化粧品には、ベースになる安全でミネラル豊富な水が重要なのです。アルコールベースの化粧品が主流だったこともありましたが、肌への刺激を考慮し、また実際に使う女性の声から安全なミネラルウォーターが支持されています。ミネラルウォーターのメリットはやはり安全な点です。普段飲むミネラルウォーターを顔に付けても悪いわけがありません。水に含まれるミネラルの働きで肌の調子を整えることができることに気づいたのです。

肌の美しさの決め手はいかに多くの水を含んでいるかです。人間の体のおよそ60%~70%は水だと言われていますが、赤ちゃんの体は、8割が水です。これが理由で赤ちゃんの肌は美しく、みずみずしいのです。そこで飲んで美容効果を高めるだけでなくフェイシャルウォーターが注目を集めるようになりました。

ミネラルによる肌への効果は、カルシウムによる代謝の改善やマグネシウムの皮膚細胞の増殖を助ける働きなどがあり、肌が水分を保持する機能を助けます。
また、スプレーの霧からマイナスイオンを発生させ、肌への浸透力も増すというわけです。これは、活性酸素を中和する効果があるといいます。ミネラルウォーターベースのフェイシャルウォーターが注目です。

ミネラルウォーターの上手な選び方

ミネラルウォーターは、スーパーでもコンビニでも売られていますが、その数は驚くほどです。一般に流通しているものだけでも400種類もあります。
硬水や軟水、ペーハー、微量ミネラルなど多種多様です。どんな水を選んだらいいのか迷ってしまうのが普通です。
硬水を選ぶのであれば、ダイエット中の女性です。便秘気味の方にも効果があります。硬度が1500以上もあるものあり、胃に重たく空腹感を抑制します。利尿作用やぜん動運動を促進し、美容にもよいでしょう。
サルフェートなどが含まれるミネラルウォーターであれば、新陳代謝が促進され、ダイエット効果も抜群です。
サルフェートが含まれるミネラルウォーター一覧はこちらです。
スポーツなどをした後であれば、汗と一緒に失われたミネラルの補給に、炭酸ガス煎りの硬水などは、乳酸を体外に出す効果があり、疲労回復、肩こり、筋肉痛にも効果を発揮します。

超軟水であれば、赤ちゃんのミルクや身体が弱っていて食欲がない人などが薬を服用する際に合っています。
国産の超軟水はこちらです。
ミルクの栄養成分をいたずらに変える心配がないのも軟水を使う理由です。薬を服用する際に適しているのは、ミルクと同様に成分に影響を与えないためです。
日本国内の水はほとんどが軟水ですから心配いりませんが、こういうことも知識として知っていると役に立つでしょう。

日頃から健康増進のために水分とミネラル補給を目的に飲む場合、飲み方には注意します。ミネラルウォーターのミネラルは、イオン化して水の溶けているので身体には吸収されやすいのですが、一気に飲むと腸が吸収しきれずに排泄されてしまいます。目安は、コップ一杯の水を30分以上あけて飲むとよいでしょう。

おいしい!水の条件

ミネラルウォーターは、身体の機能を高めるための必要なミネラル分を、豊富に含んでいます。ミネラルウォーターは、健康目的だけに飲むのではなく「おいしく」飲みたいものです。ミネラルが適切な軟水であれば、独特な水の甘みを感じることができ、まろやかな口あたりになります。逆に少なすぎるような場合は、間の抜けたような味に感じます。
カルシウムが多いとアクを感じ、マグネシウムが多くなると苦みや渋みが強くなります。外国製の硬水では、こうした味で日本人にはなかなか馴染めない味になっています。

ミネラルウォーターの味は、ミネラル成分に左右されるということです。ペーハーは、6.0の弱酸性かから7.5の弱アルカリ性が舌になじみやすく、水温は15度が最適なのどごしになります。味覚は、個人個人異なりますが、平均して日本人が感じるおいしい水は、普段、飲み慣れている軟水です。軟水飲みやすさを優先するか、ミネラル補給を優先して硬水を飲むかは、飲む人が決めればいいでしょう。
気温、湿度、体調、料理との組み合わせなどそのときの状況に応じて最適な水は変わります。TPOに合わせて水を選ぶ時代といえるでしょう。

  • 料理で硬水と軟水を使い分ける

    料理にもミネラルウォーターは活躍します。使い方によってかなり料理の味も変わります。炊飯の場合は、硬度100ぐらいまでの軟水が最適です。米が水分を吸収してふっくらと炊きあがります。一方、硬水を使うとカルシウムが米の表面に表面に付着して水の吸収を妨げるのでぱさぱさになってしまいます。米がとれる産地の水を使うとおいしい米が炊けるというのは、昔から言い伝えられています。

    紅茶、緑茶といったお茶、コーヒーなども軟水がよく合います。苦み、旨味、香りを引き出します。まろやかな味でおいしく飲むことができます。

注目の海洋深層水は美容だけでなくメタボ対策にも

最近、よく聞かれる海洋深層水。健康にはよいと評判の水ですが、どうでしょうか?飲み水は、海洋深層水を使っているという人が増えています。

海洋深層水は、海面から200m以深の深海層をゆっくり流れている海水です。グリーンランドや南氷周辺で冷やされた海水が深海にしみこんだ冷たく重い海水で驚くことに薬2000年の時間をかけて大洋を周っているのです。
さらに陽光と熱が届かない深海層を流れているので、ほとんど微生物や細菌が含まれません。また、プランクトンによる食物連鎖もなく栄養分がそのままの状態で保たれています。

この海水には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムの4大ミネラルの他に、りん、窒素、ケイ素、そして地上にはほとんど存在しない微量元素が豊富に含まれます。

販売されている海洋深層水は、採水された海水を逆浸透膜法で、濃縮水と真水に分離し、塩分を調整します。これにより飲みやすい水になります。

母親の羊水や血液に近いミネラルバランスを持ち、アレルギーやアトピー性皮膚炎などに効果があるといわれています。必要なミネラルを摂取したい場合には、海洋深層水がおすすめです。

また、海洋深層水の豊富なミネラルであるマグネシウムやカルシウム、カリウムなどををうまく活用してメタボ予防にも利用できます。また継続して飲むと血圧を安定させる効果も確認されており、血中の脂質を抑え、血液をサラサラにするという健康の基本ベースに非常に効果があります。血糖値が気になる人なであれば、バナジウムを含むミネラルウォーターを常飲すると血糖が安定してきます。