水道水は、カルキ臭い、塩素臭いなどと言われるようになったのはいつ頃からでしょうか?海外で水道水(生水)を飲むとお腹を壊すといいますが、日本の水も都会に行けば行くほどおいしくない…と言われます。

では、なぜ?水道水はまずいのでしょうか?それは、水の浄化を行う過程で大量に使われる塩素が原因です。塩素のカルキ臭が残ってしまいことだけではなく、水道管などの老化によるカビ臭、金属臭、その他トリハメタンなど発ガン物質も含まれてしまいます。

今では、コンビニ、スーパー、自販機、ネット通販どこでも販売しているミネラルウォーター。無臭で口当たりもよく飲むことで身体に必要なミネラルを摂取できるメリットもあります。

では、ミネラルウォーターとはどういった水を言うのでしょうか?ペットボトルに入っている水は、全てミネラルウォーターだと思っている人も多いことでしょう?

ミネラルウォーターだけでなく、ナチュラルミネラルミネラルウォーター、ボトルウォーター、ボドルドウォーターそしてミネラルウォーターという4種類に分けられます。

さらに源水も深井戸水、浅井戸水、湧水、鉱水、鉱泉水や温泉水などどのような溶存物質(ミネラル成分)がある水が使われているか、また、処理方法はどうなっているかなどのたくさんの条件で分けられます。地中から吸収したミネラル成分によってそれぞれの性質をもった水ということになります。

たくさんの種類があるミネラルウォーターのその性質はどうやって見分ければいいのでしょうか?
その判断は、ミネラルウォーターのラベルを見ます。ラベルに書かれたミネラルの成分をよく見ます。Ca、Mg、Na、Kなどは、私たちが生きていく上で必須ミネラルとなります。

  • Ca〔カルシウム〕…骨や歯を強くし、骨粗鬆症を防ぐ成分。細胞活動を助け、筋肉の収縮を円滑にします。
  • Mg〔マグネシウム〕…Caの代謝を補助し、骨や歯を強くする。腸を刺激し、便秘の解消などに役立つ。酵素の働きを促進し、結石を防止する。
  • Na〔ナトリウム〕…体液量やpH調節、筋肉の収縮、神経活動関係、神経活動関係に関連。摂取過剰で血圧が高くなる。
  • K〔カリウム〕…細胞や消化液の中に含まれ筋肉の収縮に関連する重要な働きをする。Caとともに摂取すると血圧を下げる効果がある。

ミネラルウォーターのもうひとつの要素として硬度があります。水に含まれるCaとMgの含有量を数値化したもので、これら成分の数値の高いミネラルウォーターほど、硬水、低いほど、軟水となる。日本国内のミネラルウォーターは、軟水が多くなっています。
女性がダイエットによく使われる硬水は、外国製の硬度の高いミネラルウォーターです。
軟水の方が口当たりがまろやかで飲みやすいのが特徴です。

最後にペーハーですが、中性の7を目安に数が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性を示します。
人体のペーハーは、7.4で弱アルカリ性です。