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ミネラルウォーターにも利用される 海洋深層水 とはどんな水なのか?

海洋深層水 に関する情報です。

海洋深層水

海洋深層水

海洋深層水 の深層の温度は低い温度で一定

日本では、水が氷になる温度を摂氏 0 度とあらわしますが、真水は摂氏 4 度で密度が最大になります。しかし、海水の場合は塩分を 3 パーセントほど含んでいるため、凍る直前の摂氏 2 度のあたりで密度が最大になります。ですから、気温が氷点下になる真冬には、表面で冷やされた海水は沈み込んでいき、それと入れ替わりに、表面よりも下のまだ温かい海水が上がってくるのです。

真水は 0 度になると凍りはじめますが、塩水は真水よりもさらに低い温度にならないと凍りません。その結果、海水中の真水部分が凍ることによって、周辺の海水の塩分濃度が高くなって沈み込みます。

一度冷やされて沈み込んだ深海の海水は、密度が大きいという理由から表面まで上がってきません。そのため、ある程度より深いところの水温は一年を通して摂氏 4 ~ 5 度という低い温度で一定に保たれているのですが、これが「 海洋深層水 」と呼ばれる海水です。

汚染されていない清潔な水

先に記したように、 海洋深層水 は温度が低く動かないうえ、太陽光が届かないために海草や植物性プランクトンの光合成がおこなわれません。植物の生育に必要な窒素やリンなどの無機塩類がそのまま残っているという特徴があります。また、海の深い場所にあって環境汚染の影響を受けることがないので、大腸菌などの細菌に汚染されていなくて、きれい水なのです。

海洋深層水 を利用しておこなわれる新たな試み

海洋深層水 については、表層と深層の温度差を利用した 海洋温度差発電の試みや、豊富な栄養分を利用した魚介類の養殖の試みなどがおこなわれています。また、この水をミネラルウォーターとして利用した商品が市販されたり、インターネットでも購入できるようになっています。その多くは無機塩類をたくさん含んでいて、さらに無菌であることから、海洋深層水 は健康な体のために良い水だというイメージをもっている人が多いようです。

ただし、たとえ有益な無機塩類が豊富に含まれているとしても、飲料水として利用するためには、塩分を飲料用レベルまで減らさなくてはなりません。 逆浸透膜法 という方法を用いてミネラル分を抜いた水に、そのときにできる濃縮ミネラルを混ぜているものが多いようです。

海洋深層水 の 国産ミネラルウォーター

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