HSP 入浴法 ヒートショックプロテイン入浴法で肌をワンランク美しくしてくれます。ほかほかと湯気をたてる湯船が恋しくなる季節になってしまいました。シャワーと違って、ゆっくり湯船で体を温める入浴は、冷えた体を芯から温めるのはもちろん、血流促進による冷え症改善、心身のリラックス、発汗による新陳代謝アップなども期待できます。体を温めることで安眠にも繋がります。

HSP 入浴法

HSP 入浴法

HSP 入浴法

一般的には38~40℃ のぬるめのお湯にゆっくり入って、じわじわと体温を上げるといいとわれていますがが、腰から下をメインに温める半身浴や、ひざ下を湯につける足湯だけでも体は、しっかり温まり、発汗も促されます。
寒さや乾燥で肌のかさつきが気になる、手足が冷たいという人は、発汗や保湿作用のある入浴剤を使ったり、リラックスできる香りの精油を垂らすなどする工夫でリラックス効果もぐーんと高まります。
今までは、半身浴に注目が集まっていましたが、新たな入浴法として、最近話題になっている「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」をご存じでしょうか? ぬるめのお湯にゆっくりつかるのではなく、「40~42℃前後で10~20分間」と、熟めのお湯でしっかり体を温める方法です。

専門家によれば、この「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」という入浴法で「体をストレスから守る力が高まる」と力説しています。つまり、体の抵抗力を上げ、より健康的な体にするためのきっかけになるということです。少し面倒ではありますが、試す価値はかなりありそうです。
この「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」を治療に使う医師もいるほどです。

「HSP]とはストレスで傷ついた細胞を修復し、元気にするたんばく質のことです。「体は“ストレス”と感じますが、細胞が死ぬはどではないソフトななストレスを与えることで、体内のHSPが増え、傷や病気が治りやすくなったり、疲れにくい、カゼやインフルエンザにかかりにくい、低体温体質が改善するといいます。
こうした健康増進作用があることがわかってきたのは割と最近のことだそです。
HSPを増やすストレスは、精神的な緊張や運動、また紫外線や放射線などの環境的要因などさまざまです。「その中で最も手軽で安全なのが熟ストレス」なのです。
「家にあるお風呂を加温装置として使えばHSPを増加させ、疲れにくい元気な体を維持することができます。実際に加温装置を使ったマイルド加温療法を、がん治療の化学療法などと併用する臨床研究が行われているとそうです。

家庭でできるマイルド加温としてのHSP入浴法は、40~42℃ の浴槽に10~20分つかるだけです。体温計を口にくわえ、体温が38℃以上になり、汗が出るのをめどに体を温めます。
入浴後はバスタオルなどで全身をくるみ、熟を逃さないよう10~15分安静に。水分補給も入浴前後で500mlを目標にしっかりと行います。
。大学の研究では、HSP量が最大になるのはHSP入浴を行った2日後でした。ここをピークに1~3 日ぐらいは効果が持続します。
また、体温を38℃ まで上げた人はHSPが約1.5倍に増えたことが確認できました。
階段昇降を行ってデータをとったところ、HSP入浴を行った人の方が、疲労感は軽減されていました。
「大切な日やストレスが予想される2日前にHSP入浴を行えばストレスや疲れが軽減できるといことです。効果の持続から考えて週に2回が効果的でしょう。疲れやすい、元気になりたいという人にはおすすめしたい入浴法です。

先日、「主治医が見つかる診療所という番組でも「カンタン免疫力アップ法 」という内容で、「HSP入浴」が紹介されていました。番組では、低体温が免疫力を下げるということから体温をあげるための手段として「HSP入浴」の活用が紹介されていました。

こうしてみると、美肌というのは、やはり健康な体がベースにあって、そこに美しさがあるといことがわかりました。

こうした入浴法で心地よい汗を流した後にミネラルウォーターベースの化粧水を肌にしみこませれば効果倍増でしょう。

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